禁煙外来へ行こう!健保が適用され負担軽く
禁煙外来へ行こう!健保が適用され負担軽く
産経新聞 6月26日(火)
喫煙所でたばこを吸う人たち。
喫煙できる場所は少なくなっている
「たばこをやめたい」と考えながら吸い続けている人は少なくない。
それは、意志が弱いからではなく、
ニコチン依存症になっているからだという。
そのニコチン依存症は、健康保険が適用され、
比較的軽い負担で治療できる。
高い成功率の経口薬も開発され、少ない苦痛でやめられるようにもなった。
(櫛田寿宏)
◆喫煙率は年々減少
「平成22年国民健康・栄養調査」によると、
日本人の喫煙率は19・5%で、年々減少している。男性の減少が顕著で、
15年は46・8%だったが、22年には32・2%に減少。
女性も15年の11・3%から22年は8・4%に下がった。
厚生労働省は「さまざまな要因が影響している」として、
減少のはっきりした原因は特定しない。
だが、増税などでたばこの値段が上昇したことは見逃せない要因だ。
代表的な銘柄のマイルドセブンは、
15年7月以前は1箱250円だったが、
3度の値上げを経て、現在は410円だ。
経済的な要素の前に、喫煙は健康を害するという基本的な理由がある。
厚労省によると、喫煙は肺がんのリスクが高まるだけでなく、
動脈硬化が原因で起こる心臓の病気や脳卒中など、
全身の病気にかかりやすくなるという。
「健康への意識の高まりも喫煙率減少の要因の一つ」(厚労省)
◆少しでも早く
たばこが関係する病気を減らすため、
18年から禁煙治療に健康保険が適用されるようになった。
保険が適用されると、
治療に用いるニコチンパッチの負担額(8週間)は1万2829円。
保険が適用されない自由診療では4万2730円で、
負担はかなり軽くなる。
1日の喫煙本数に喫煙の年数を掛けた値が
200以上などの条件を満たせば保険が適用される。
禁煙補助薬「チャンピックス」が20年から保険適用になったことも、
たばこをやめたいと考えている人には朗報だ。
禁煙外来を行っている池袋大谷クリニック(東京都豊島区)の
大谷義夫院長は「チャンピックスのおかげで、禁煙の成功率は高まった」と評価する。
製造販売するファイザー(渋谷区)によると、
試験における成功率は65・4%と高い効果を示している。
たばこを吸うと、脳内のニコチン受容体にニコチンが結合して
快感や満足感を得る。チャンピックスはこの結合を阻害するとともに、
禁煙に伴う離脱症状を軽減する作用がある。
このため、服用するとたばこをまずく感じ、自然にやめられるという。
標準的な治療期間は12週間で、この間に5回通院。
診察のとき、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測定する。
一酸化炭素は、たばこの煙に含まれる代表的な有害物質で、
濃度が下がるのを確かめながらカウンセリングを受けることで禁煙は成功しやすくなる。
大谷院長は「少しでも早く禁煙を始めると寿命が延びることが分かっている。
高齢者であっても遅くはない。禁煙に取り組んでほしい」と話している。
■成人喫煙率、34年度までに12%
政府は、成人喫煙率の数値目標を掲げた新たな「がん対策推進基本計画」を閣議決定した。
19.5%(平成22年)の喫煙率を、
34年度までに12%に引き下げる。
喫煙は、肺だけでなく、喉、食道、
ぼうこうなどのがんのリスクを高めるとされる。
過去にも喫煙率を半減させるとの記述が試みられたが、
たばこ業界に配慮し、実現しなかった。
今回の計画では、
喫煙者のうち禁煙を希望する約4割の人が
全員たばこをやめることを前提に目標値を算出。
「禁煙の希望者」という反対しにくい根拠に基づいたのが、
目標値設定の決め手となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000529-san-soci
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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煙草をやめるなんてとても簡単なことだ。
私は百回以上も禁煙している。
byマーク・トウェイン(アメリカの作家)
おはようございます^^
何にでも当てはまりそうですね(笑)
継続の壁を突破!ヾ(^ω^*)ハイ!
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