「秋以降、いじめ多発注意」子どもを守るポイント2つ
「秋以降、いじめ多発注意」子どもを守るポイント2つ
大津市でのいじめ事件が連日マスコミをにぎわしています。
次々と明らかになる悲惨な実態を目の当たりにして、
「もし我が子が同じ目に遭ったら……」と心を痛めているお母さんは多いのではないでしょうか?
万一いじめが起こった場合には、被害を最小限に食い止めたいもの。
そのためには、まずはいじめの実態について把握するべきです。
そこで、いじめ対策サイト『いじめと戦おう!~対策と克服法~』の管理人・玉聞伸啓さんから、
同サイトに寄せられているいじめの実態について教えていただきました。
我が子をいじめから守るためには、どういった点に注意すべきなのでしょうか?
■相談件数が多いのは中学女子だけれど……
『いじめと戦おう!』へは、小・中・高校生から、さまざまな相談メールが寄せられていますが、
最も多いのは中学女子からのもの。
その割合は、相談件数全体の5割近くにも及びます。
また、男女でみると、女子からの相談は男子のおよそ2.5倍です。
相談件数だけをみると、女子のほうが深刻なようにも思われますが、そうではありません。
女子は、相談するのが男子よりも上手で、「助けて!」と言うのに、
比較的抵抗が少ないことが相談件数の多さにつながっていると考えられます。
他方、大津市でのケースでもそうでしたが、男子は悩みをひとりで抱え込みがちです。
「自分がいじめられているのを家族に知られたくない」
「心配をかけたくない」といったプライドもあって、
限界まで我慢した結果、自殺などの悲劇を招いてしまいます。
こうした実態から、保護者はSOSを出せない男子こそ気を付けて見守るべきだといえるでしょう。
特に、思春期のお子さんの場合、誰しも親を避けたがる傾向がありますが、
「微妙な時期だからそっとしとくしかない」という判断が、
いじめのサインを看過することにつながりかねません。
中学男子では、暴力・恐喝を伴ういじめも少なくないので、子どもに不審なケガがないか、
やたら持ち物が壊れたり、お金がなくなったりしていないか、といった言葉以外のサインを早期に発見することも大切です。
■警戒すべきなのは秋以降
『いじめと戦おう!』への相談件数は、月別にみると10月~1月にかけて非常に多くなっています。
これは、入学やクラス替えから半年ほどすると、クラスでの力関係やグループが明確になり、
本格的ないじめが発生するのが秋以降だからではないかと考えられます。
3・4・5月頃にも相談は寄せられますが、この時期には比較的軽いケースや、
“いじめへの不安”に関するものが多いとのこと。
たとえば、「クラスメイトに冷たくされた」「いじめられたらどうしよう」といったものです。
もちろん、春なら大丈夫というわけではありませんが、
こうした傾向から特に警戒すべきなのは秋以降だといえるでしょう。
“秋頃に子どもの元気がなくなった”という兆候があれば、
「気のせい?」と軽く見ることはできません。
以上、いじめの実態からわかる注意点2つをお届けしましたがいかがでしたか?
子どもが万一いじめに巻き込まれた場合、すぐに気付いて対処できるように、
子どものどんな小さな変化も見逃さないようにしたいものですね。
http://wooris.jp/archives/2152
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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学園ドラマのような良い先生は限られているでしょう。
しかし、ドラマより悲惨な事は起っています。
・・・・その対応、結果は周知の通りです。
「SOSのサインが出てないか?」
「それだけ」を急に探してもわからないと思います。
「子どもの日常がわからないと、変化もわかりません。」
子どもを救う最終ラインは、親の勇気ある愛情です^^
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いつも読んで頂いている貴方に心から感謝です☆彡
健体康心 金薬(KINYAKU)