●ビタミンDがダイエットの成果にも関係!?
●ビタミンDがダイエットの成果にも関係!?
ここ数年、ビタミンDの効果が続々と報告されている。
下の表に挙げたものはその一例にすぎないが、これを見て、
「がんにもうつにもダイエットにも効くなんて本当?」と疑いたくなるのも無理はない。
だが、「広い効用はむしろ当然のこと」と語るのは、長年ビタミンDの研究に携わっている東京大学の高橋迪雄名誉教授だ。
「興味深いことに、脳細胞や免疫細胞も含めて、全身のほとんどの細胞にビタミンDの『受容体』──受け皿が見つかっている。
このことだけを見ても、人間の体の多くの働きは、“ビタミンDがある”ことを前提に動いていると想像できる。
そのため、ビタミンDの不足は、免疫、代謝機能などさまざまな機能の低下をもたらしてしまう」と高橋名誉教授は説明する。
実際、血中のビタミンD濃度が低い人は免疫力が弱くなり、がんやカゼ・インフルエンザなどの感染症のリスクが高くなる。
現在のところ、乳がん、卵巣がん、大腸がんなどについてビタミンDとの関係が報告されている。
また、血中ビタミンD濃度が低いと代謝が低下して、ダイエット効果が出にくかったり、動脈硬化や糖尿病のリスクが高くなると考えられている。
●ビタミンD不足でうつや骨粗鬆症にも
冬場に向かって日が短くなると、どうも気分が滅入りがちになる――そんな人が結構多い。
実は、このような気分の落ち込みもビタミンD不足と関係があると考えられている。
冬になると日照時間が極端に少なくなる欧米の高緯度の地方では、以前から「冬季うつ」が広く知られており、
対策として紫外線を含む高照度の照明器具を使って気分を高めるなどの工夫がされている。
もちろん、ビタミンDの不足状態が長く続けば、一時的な「冬季うつ」が本格的なうつ病の原因になることもあるだろう。
また、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)もビタミンDと深い関係がある。
骨を丈夫にするにはカルシウムさえとればよいと思っている人が多いが、
実は血中にビタミンDがたっぷりないと、いくらカルシウムをとっても骨にはならない。
「ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助ける役割がある。
つまり、血中にビタミンDが十分にあることで、はじめて骨にカルシウムがプラスされていく」と高橋名誉教授。
それだけではない。ビタミンDは体内のカルシウム濃度の調整役もしており、下のコラムで示したように、
ビタミンDが不足すると骨が溶けだすという現象が起きてしまう。
新しく骨を作るという点においても、できた骨を維持するという点においても、ビタミンDは重要な役割を果たしている。
◆ビタミンD不良で骨がスカスカになるのはなぜ?
カルシウムは生命維持に重要な要素の一つ。
しかし、海中と違って、陸上で生活する生物は簡単にカルシウムを補給できない。
そこで、非常時のためのカルシウム貯蔵庫となっているのが骨。
体内のカルシウム濃度が下がると、体が非常事態に陥ったと判断され、副甲状腺ホルモンが分泌される。
それによって、骨の一部を溶かして体内にカルシウムを放出し、濃度を一定に保つわけだ。
ビタミンDが不足すると、副甲状腺ホルモンの濃度が高くなることが分かっており、
骨をとかす働きが活発になって骨をもろくしてしまう。
◆妊婦のビタミンD不足は生まれてくる子供の健康に影響する
「妊婦さんには十分なビタミンDをとってほしい」と高橋名誉教授も満尾院長も口をそろえる。
母親のビタミンDが不足していると、生まれてくる子供もビタミンD不足となり、
知力や免疫力が落ちてしまう可能性がある、ともする研究報告も多い。
<この人に聞きました>
高橋迪雄さん 東京大学名誉教授 農学博士
1999年まで東京大学農学部教授。著書に『ヒトはおかしな肉食動物』 (講談社プラスアルファ文庫)。
グローバルニュートリショングループ常勤顧問。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000000-woman-ent
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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ビタミンDは魚類に豊富です。
後、卵やきのこ類ですね。
しっかり摂るんやデ―(D)v(-ω-)\(ーー;)オチが荒いわ!
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