なぜ打ち合わせは午後2時にすべきか
なぜ打ち合わせは午後2時にすべきか
人と話せば、いい緊張感が生まれる。
昼食を終えて、さぁ、午後もばりばり働くぞとデスクに着いてしばらくすると、
抗することができない睡魔が襲ってきて、次第にまぶたが重くなり、
頭がガクンと垂れ下がり船を漕ぐ。誰にでも経験があるはずだ。
食事をして「お腹の皮が張るとまぶたが緩む」という表現があるが、
睡眠の研究では午後2時の眠気は食事や睡眠不足とは関係がなく、
眠気と覚醒が交互に現れる、12時間周期の生体リズムによって
もたらされるものであることがわかっている。
眠気を払って仕事の効率を高めるための最良の方法は、
生理現象なのだから仕方ないと割り切って、
ラテン系の国の人々が取り入れている昼寝の習慣「シエスタ」を見習うこと。
長く眠る必要はなく、
15分程度の短い睡眠をとるだけで眠気を一掃することができる。
営業車で外回りしているときに眠気を感じた場合は
ぜひ仮眠を取っていただきたいが、
まさかオフィスで居眠りするわけにはいかない。
その場合は逆に、何かをして緊張を高めればいい。
最も有効な方法は、午後2時に取引先や顧客とのアポイント、
他部署との打ち合わせ、上司を交えた会議などを入れることである。
話の内容や言葉遣い、
態度に気を遣わなければならない相手と向かい合うとき、
そこには緊張が生まれる。緊張は脳に軽度のストレスをかけ、
アドレナリンというホルモンを分泌させる。
アドレナリンは活動を司る交感神経を活発にするので、
眠りかけていた脳が目を覚ます。
午後2時のアポがない日に眠気が襲ってきたら席を立って、
誰かと立ち話をしてみよう。
同じ部署の同僚であればつかまえやすいが緊張感が生まれないし、
話の内容も刺激のないものになりがち。
そこで、他部署まで行って仕事の話をしてみるといい。
話の内容が新鮮だから脳が興味を持って覚醒されるし、
自分の仕事につながるヒントが得られるかもしれない。
まさに一石二鳥の効果が狙える。
眠気覚ましを兼ねた仕事の話をするためにも、
社内人脈を広げておくことは重要なのである。
■おやつを食べるのも効果的
アポもない、他部署を訪れる口実もないというとき、
次善の策として有効なのが「御八(おや)つ」を食べる方法である。
昔の人は経験的に「八つ時」(午後2時ごろ)に眠くなること、
菓子類を食べると目が覚めることを知っていた。
現代人のおやつとしては、
脳の唯一のエネルギー源である
ブドウ糖を手軽に摂れるチョコレートが手軽でよい。
できれば給湯室などに置いてある冷蔵庫で冷やしておくと
甘さと冷たい刺激が同時に得られ、より早く脳が活性化する。
そのメカニズムを説明すれば、口の中に入れたチョコレートの冷たさが、
咀嚼の運動を支配する三叉(さんさ)神経を通じた刺激となって
脳の血管を広げ血流が良くなる。
するとブドウ糖が脳にどんどん送られ、
美味しいと感じるドーパミンという快楽ホルモンが分泌されて、
脳の働きがさらに良くなるというわけだ。
チョコレートがなければキャンディでもビスケットでもいいが、
だらだら食べ続けたのでは緊張感を失い逆効果になるし、
周囲に与える印象も悪い。
おやつの時間は5分、10分で切り上げるようにしよう。
眠気覚ましのためとはいえ
おやつを食べにくい雰囲気の職場だってあるだろう。
健康面から糖分を控えている人もいる。
そんなときは軽いウオーキングを試してみよう。
外出する用事をつくって会社の周りを30分程度歩くだけでいい。
すると幸せ感や安心感が得られるセロトニン、
神経を興奮させるノルアドレナリンといった
脳内物質がすべて活性化してきて仕事への意欲が高まるはずである。
眠気に襲われる時間帯を上手に使って、
午後の仕事を効率よく終わらせよう。
プレジデント 6月15日(金)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120615-00000001-president-bus_all
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
-----------------------------------
会して議せず
議して論ぜず
論じて決せず
決して行わず
行って責任をとらず
・・・・ニハ、ナラナイヨウニw
イザ!ススメー(○≧▽≦)ノ゚+。カイギ、ケッコー♪
-----------------------------------
6月17日は父の日です^^
全国送料無料・代引手数料無料・即日発送!
40歳からのメタボ減塩対策に原種ゴーヤー茶
販売店募集中!お気軽にお問合わせ下さいませ。