喫煙女性の健康リスク激増、「軽い」タバコが一因か
喫煙女性の健康リスク激増、「軽い」タバコが一因か
喫煙する女性が肺がんなどのタバコに関連する疾患にかかる危険は、
今や過去数十年間で最も高まっているとの研究結果が、
23日の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に発表された。
55歳以上の成人女性220万人以上を対象としたこの研究では、
喫煙女性の間で肺がんや慢性閉塞性肺疾患など、
疾病死が顕著に増加していることが分かった。
非喫煙女性と比較した肺がんリスクは、
1960年代の喫煙女性では2.7倍だったが、現代女性では25.7倍だった。
喫煙によるリスクの増加は、
この間の医学の進歩を大きく上回っていると研究チームは指摘している。
■「ライト」「マイルド」なタバコが一因か
研究を率いた「米国がん協会」元名誉副会長のMichael Thun医師は、
女性をターゲットに「ライト」や「マイルド」と銘打ったタバコが増えたことが、
健康上の悪影響が増大した背景の少なくとも部分的な説明になると指摘する。
軽めのタバコから出る希釈された煙のほうが、
ニコチンに慣れた体がいつものニコチン量を吸収しようとして、
より肺の奥まで深く煙を吸い込むからだという。
同誌にはこの論文と同時に、
カナダのトロント大学付属セント・マイケルズ病院のプラブハット・ジャー医師による、
喫煙者の寿命に関する論文も掲載されている。
この研究によれば、
全く喫煙経験のない人よりも喫煙者のほうが寿命が平均10年短いという。
これら2つの研究結果は「米国よりも、もっと最近になって喫煙が定着していった多くの発展途上国にとって、
深い含意を持っている」とThun医師は懸念している。
■禁煙すればリスク激減
一方で明るい材料もある。
Thun医師の研究では、何歳になってからでも禁煙すれば、
あらゆる主要な喫煙関連疾患による死亡率が劇的に下がることが確認された。
また単に吸うタバコの本数を減らすよりも、完全に禁煙するほうがはるかに効果が高いことも分かった。
さらに40歳までに禁煙した場合、タバコの吸い過ぎに関連した死のほとんどを避けることができるという。
喫煙によるダメージよりも「禁煙した場合の恩恵のほうがずっと早く現れるということは朗報だ。
何歳でもかなりの効果がある」とThun医師は述べている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2923411/10166162
※この記事の著作権は配信元に帰属します。
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>非喫煙女性と比較した肺がんリスクは、1960年代の喫煙女性では2.7倍だったが、現代女性では25.7倍だった。
肺がんリスクは10倍に増加!!!!!!!!!!!!!!!
>全く喫煙経験のない人よりも喫煙者のほうが寿命が平均10年短いという。
・・・・あらためて恐ろしいですヾ(゚Д゚;)
私は禁煙出来ましたが、まわりの喫煙者を見ると
相当ショックなことが起こらない限り禁煙しないだろうなと思います。
禁煙しない理由の一つが
「禁煙でのストレスの方が体に悪い!」って・・・┐( -"-)┌ヤレヤレ
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